株主総会
Q.子会社（HONEY∞PARADE GAMES）を設立するとのことだが、今後も子会社を増やしていく予定はあるのか。
A.代表取締役である高木が非常に才能のあるプロデューサーなので、彼をサポートするために設立した。今後も才能のある人間がいれば増やしていきたい。
Q.前回株主総会後に行ったログレスの中国版が早々に撤退してしまった。反省点や今後の展開は。
A.中国版は残念ながら早期に打ち切りとなってしまった。ただノウハウは得ている。海外展開はもっとしたい。
今後もリスクをコントロールしつつ挑戦していきたい。
Q.英国子会社にマーベラスリミテッドがあるが、BREXITの影響はありそうか。
A.マーベラスリミテッドは小規模で、パブリッシングのみ。直接影響を受けることはないだろう。
経営近況報告会
まずは前期１年間の振り返りをスライドショーで。私のTLだと舞台がメインでちょっとのアプリの会社のようだけど、売上だとオンライン事業部（スマフォゲームなど）が半分強、、残りをコンシューマーゲームと舞台で3:2くらいのよう。
その後各コンテンツ15秒くらいのPV集が流れ、質疑応答へ。
ブロックごとにわけて、質問したい人が手を上げる形式で。1人2問までとのこと。
【2.5次元関係】
Q.舞台のチケットが取れない。株主優待制度はないのか。
A.引き続き劇場不足がある。ここ五年で減っている。2.5次元を中心に舞台は増えてるが小屋が確保できない。早めの対応はしている。優待は他社との協業があるため株主優先はできない。
俳優のスケジュールもあるため、キャパシティのある劇場が確保できない。
LV、ネット配信等の対応をし、なるべく多くの人に見ていただけるようにしている。
Q.舞台の転売、数十倍の価格になっている。対策はしているのか。
A.改善策を取り入れている。営利目的には対応したいので、業界団体で検討中。
先日の刀ステでは、最速先行を円盤特典にしたところ、非常に効果があった。電子チケットも有効である。
完全に対応するにはファンクラブを設立するという方法があるが、新しいファンを獲得しにくくなるため消極的である。
キャパ不足も原因であることは認識している。
Q.舞台の海外展開は。
A.海外でも浸透させたい。LVは海外でもやっている。先日、パリでのアニメジャパンエキスポにペダステを出展して非常に好評だった。
他社は中国で本公演している。当社は来年度あたりから（テニミュはやってる
Q.舞台海外展開。日本人が押し掛けてるのでは。チケット取りにくいのなんとかしてくれ。
A.意外と空いている劇場はあるが、会場代が高い。会場代の交渉をしている。「こんなところでできるなんて」というようなものが用意できるかもしれない。
海外のミュージカルは海外の作品がメイン。最終的には日本の作品を海外の役者でやってもらい、ロイヤリティの獲得を目指している。
【アニメ/コンシューマーゲーム】
Q.アニメの本数が少ないようにみえる。
A.多いときは6本ほどやっていたが、今は3本のみ。昔は1本が長く安定していたが、今は1クール13話が主流のためあまり本数を扱えない。
昔はレンタルビデオ店が1作品全てを買ってくれていたが、少なくなってしまった影響がある。
パッケージ自体も1クール10000本売れないと赤字のため、本数を絞って注力している。
劇場番は大ヒットはあるが、そこまで持っていくことが難しい。マルチで展開している自社としては、ゲーム➡アニメ化、オンライン➡アニメ化は安定している。劇場アニメ単体では難しい。
Q.アミューズメント部門の売上が計画より大幅に増えているのはなぜか。
A.2016年7月前後にリリースした作品（ポケモンガオーラ、ドラゴンクエスト モンスターバトルスキャナー）が好評だった。ドラクエ30周年の盛り上がりに乗れた。
Q.EXTELLAアニメのプロモーション予定は。
新作予定はないが、アニメ放映中にプロモーション予定あり。
【アプリ】
Q.戦国ナイトブラッド発売前は盛り上がったが今は下火のようにみえる。アニメに向けてプロモーションの予定は。また、アプリが非常に重い。
A.まだサービス開始したばかりのため長い目でみてほしい。
女性向け作品の目安でツイッターアカウントのフォロワー数がある、20万フォロワーで大ヒットとなるので、まずはそこを目指している。できれば50万くらいほしい。
アニメ以外の他メディア展開は、まもなくコミカライズ、ノベライズをはじめる。グッズ化も進めている。アニメが山場である。
アプリの重さは認識している。アニメ、音声等を調整し、軽くなるよう対応中である。
